昨日の記事を読み返してみたのですが、
肝心の講演の内容がぜんぜん書かれていなかったので、
今日は、吉越社長の講話の中で、1点心に残った点を紹介しますね。
吉越社長は、講演の中で、
【
デッドラインをつける 】という言葉をよく使っていました。
なお、デッドラインとは、「誰が」「何を」「いつまでに」 を決めたもので、
【
いつまでに】 を確実にやりきることを社員に徹底付けたものです。
この「デッドライン」を決めて、必ずやり切ることで、
業務スピードがどんどん上がっていくんだそうです。
(※トリンプでは期限を守れなかったら、罰金なんだそうです。)
なお、
このデッドラインの「いつまでに」の日付ですが、通常【明日】、
長くても、【1週間】にすることがポイントなんだそうです。
大きな課題を与えて、期限を長めに設定しても、
結局、締め切り直前にならないと、業務を開始しないもの。
ならば、業務を細分化して、その日にできる内容にし、必ずこなす。
そうすることで、どんどん前に進んでいけるんですね。
・
課題を大きめに設定しない。
→
やり切るサイズにして、必ずその日にやり切る!
これがポイントでしょうか。
また、吉越社長は、こうもおっしゃっていました。
もし、あなたの組織で、このデッドラインを決めて仕事していく方法をとる場合、
最初から、多くのデッドラインを作らないことが肝要だそうです。
欲張って、いきなりたくさんのデッドラインを作っても、
期限を守れず、モチベーションが下がるだけなんって。
最初のうちは、
デッドラインを2・3個にして、
【
確実に実行する 】 ことにウエイトを置く。
たくさんこなすよりも、やりきることのほうが大切だということでしょうね。
このデッドラインの考え方は、チームでやってもいいでしょうし、
個人として使っても、十分効果がでそうです。
ふと、
私の手帳を見直すと、その日の計画が
びっしりと書いていることに気付きました。
しかも、そのうち、半分は次の日に見送られています。
いけませんねぇ。
やりきることより、たくさんこなすことを優先していました。
びっしりと計画を書くのではなく、
確実に実行することにウエイトを置くようにしてみようかなと思いました。