右手や、左手を上げて「おいでおいで」している
ユーモラスな姿の「招き猫」ちゃん。
この「招き猫」。
右手を上げているものと、左手を上げているもので、
招いているものがちがうんですよね。
右手を挙げている猫は「
金運」を招き、
左手を挙げている猫は「
人(客)」を招くとされています。
両手を挙げたものもありますが、
欲張りすぎて「
お手上げばんざい」になるのがオチだと
嫌う人が多いのだとか。
また、色の種類としては、
三毛が一般的ですが、
他にも白や黒、赤、金色などもあります。
それぞれ、次の願いが込められているんですって。
三毛 : 幸運を招く
純白 : 福を招く
黒 : 病除け・厄除け
金 : 金運を招く
赤 : 病除け・魔避け・無病息災
ピンク : 恋を招く
その他 : 黄色や緑など、風水絡みで最近増えている
ところで、なぜ「
三毛」が一般的かというと、
遺伝子上、三毛猫のオスは数が非常に少ないうえに、
生殖能力を持たないオスが多からなんですって。
このことは1946年に京都大学駒井卓博士によって
遺伝学的に証明されているのだそうです。
三毛猫のオスが珍しいというのは経験的に
古くから世界的に知られていて、
福を呼ぶ招き猫に採用されたんですね。
気が付かなかったけど、調べてみると
いろいろないわれ、理由があったんですね。
ところで、招き猫を集めた美術館があるんだそうですね。
◇招き猫美術館
http://www.manekineko-m.jp/top.html
岡山県にあるのですが、群馬からはちょっと遠いなぁ。
機会ができたらいってみたいなあと思いました。
◇参考HP 招き猫倶楽部
http://homepage1.nifty.com/manekinekoclub/kenkyu/chisiki.html