あきさんのブログを見て知ったアンドリュー・クレメンツさん。
児童書作家なのですが、彼女の作品はどれも独特で、
話にぐいぐい引き込む力があります。
特に「ユーウツなつうしんぼ」 は、最高に面白かったです。
さて、近所の図書館に、アンドリュー・クレメンツさんの新作?が
入っていたので、早速借りて読んでみました。
題名は、「
お金もうけは悪いこと?」です。
◇あらすじ
6年生のグレッグはお金もうけが大好き。
これまでも、近所のそうじを引きうけたり、レモネードを売ったりして、
こつこつお金を稼いでいました。
そんなグレッグが始めた新しい商売は、自作のコミック本を学校で売ること。
これはみんなに好評で、大成功かに思えました。
でも、幼なじみのモーラがグレッグのまねをして、グレッグはカンカン。
おまけに、校長先生が本を売ることを禁止して、グレッグは大ピンチ!
グレッグ、どうする―。
※ほんつな「お金もうけは悪いこと?(講談社) 作者:アンドリュー・クレメンツ」 より引用
http://spn02253.co.hontsuna.com/article/1914451.html
頭の中がお金のことばかりなグレッグ。
「
脳内メーカ」をやったら、「お金」一色であること間違いなしな彼ですが、
幼なじみのモーラとぶつかっていくにつれて、
「お金」以外にも大切なことがあることに、少しずつ気づいていきます。
モーラとの関係も、少しずつ変化していくのが、とてもかわいらしいですよ。
そして、話の進め方は、とても上手ですね。
ぐいぐいと話の世界に引きずりこまれ、気づいたら最後まで読んでいましたよ。
ぜひ書店などで見かけたら、手にとってみてくださいね。
【追 伸】
個人的に、
数学のゼノ先生のギャグが好きです。
数学が好きっていう人にピンとくるギャグなんですよ。
特にこのギャグがとてもすきです。
・90度の角が、91度の角に言いました。
「おまえ鈍いなぁ」
(※解説は不要ですよね。)